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鳥居新設 起工式・安全祈願祭

先週末の6月12日(土)に、阿保神社鳥居新設起工式並びに安全祈願祭を斎行しました。
当日は、コロナ禍にての徹底的な対策の上、寄進者様、施工業者様をはじめ神社役員総代総勢20名ほどの参列を賜り、粛々と厳かに行われました。

今の鳥居は、江戸時代の後期、安政6年に建設されたと残されています。
つまり、この7月より工事を始め年内には約150年ぶりに新しい鳥居になります。
この間、明治維新や太平洋戦争、そしてその後の日本の目覚ましい経済発展などをずっと見守り続けてきたということになります。まさに歴史を刻むということになります

また、新しい鳥居の材料は今と同じく石造となり、その大きさは今の鳥居の縦に倍、横にも倍とかなりの大きさになります。
その材料も全て純日本産にて、岐阜県の御影石、最新の耐震施工を行うという壮大なものとなります。

ここで、そもそもの鳥居についてお話しいたします。

神社の鳥居は、地図記号にも採用されているほど、その形が神社の象徴ともなるものです。
ほとんどの場合家でいうところの門にあたり、入り口に設置されることが多いです。
位置付けとしては、この鳥居にて神様のいらっしゃる聖域とその他を分ける意味合いがあり、ここから特に神聖な場所になりますということです。

また起源には日本固有のものだけではなく、外来説など諸説あり一定しません。
語源としても神聖な「鳥(とり)が居(い)る」という説があります。
これは、もしかしたら例えば神武東征に登場する八咫烏など神話にはかなり色々な鳥が登場することから、古代においては鳥は神の使い的な意味合いを持つのかもしれません。
また一方で「通(とお)り入(い)る」の言葉が短くなった説もあります。
私個人としては、両方が重なり合う形で呼ばれるようになったと考えています。

また、当神社の鳥居は石造で今回も新しく石造にしますが、素材としては、一般的な木や石の他に金属などもあるということです。

以上が一般的な鳥居についてです。

今後この鳥居の新設工事に関しては、随時ここのブログや別ページにてもご紹介していきたいと思います。


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