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学びみくじ

『玉磨かざれば、光なし』

年明けより続々と行われてきました入試に関してのお話です。

特に、中学受験や大学受験はこれまでに大方のことは決まってしまい、残すところ合否発表のみとなっている生徒さんも多いかと思います。また高校受験もやはり2月までに私立や推薦入試などはすでに終わっているかと思います。そんな中でこの3月に残すところは、公立高校の一般入試でしょうか。あと半月ほどの人生の帰路に、悔いない選択ができますように。

当神社におきましても、そんな学生さんのお参りが多いです。神職の片隅にいる私としましても、また母親としましても、これまで重ねた努力がうまく結果に結びますようにと願うばかりです。

当神社の『学びみくじ』の中から一つご紹介します。

『玉磨かざれば、光なし』です。

意味は、「どんな立派な玉でも原石のままで磨かなければ光らない。才能や素質に恵まれていても努力しなければその真価を発揮できない」となります。

実は、先日読みましたプレジデントオンラインというネット記事にて興味深いことが書かれていました。

それは、日本人はアメリカ人に比べて、学力はその人の努力によるものであると考える人が多いということの研究でした。逆に言えばアメリカ人は学力がその人の持って生まれた才能によるものであると考える人が多いらしいのです。従って、日本人は努力の意義を高く評価する傾向が高いため、より努力をしてより学力が高くなるということらしいです。

このことはこの諺にも通じるところはありまして、つまり、玉は磨いてこそ価値があるからその磨く行為が大切であると考えることで、磨く行為すなわち努力をし続ける傾向があるとなりますね。

この考えはとても大切であると考えます!つまり、努力ということを軽んじる世界ではなく、それを正しく評価され、皆がそうしようとする世界であることが大切ですね。

ここの地元でも大阪府立高校の一般入試もあと10日ほどです。コロナ禍の中で大変なことも多いでしょうが、最後まで無事に頑張れますようにと祈念します。


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