市杵島弁財天の奉納旗について
松本光代様からの奉納による弁財天奉納旗が風にたなびいています。
末社にお祀りしています市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)様は
明治六年(西暦1873年)に親王池の東からこの地に移されたと伝えられています。
市杵島姫命は、記紀の神話に登場する女神で、天照大御神と素戔嗚尊との誓約(うけひ)によってお生まれになった女神です。
もとは水を司る神で、そこから農作の豊穣、更に芸能(音楽)、また財宝、そして子守の神としても有名です。
後に弁財天とも同一視され、絶世の美女ともいわれています。