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ゆかりの和歌の花天井絵について その1

【令和の花天井プロジェクトとは?】

令和の花天井プロジェクトとは、

令和四年にスタートした花天井修復保存事業を
その規模を当初の三倍以上に拡大して

・いにしえの花天井絵のケース展示
・令和の花天井絵奉納
・ゆかりの和歌の花天井絵

という3つの事業を合わせたものです。

テーマは、

『御祭神への感謝と祈りを捧げ、未来へつなぐ』

として、
当社として千二百年の悲願と銘打ったプロジェクトとなります。

その中で、こちらの拝殿両側の天井絵として、

ゆかりの和歌の花天井絵

の奉納を行います。

具体的には、
当社の本殿の御祭神である菅原道真公
と、
当社の摂社としてお祀りしていますこの地区の氏神様でいらっしゃる阿保親王様の御由縁のある在原業平公
の和歌十首を天井絵として描くというものでございます。

しかももちろん花天井の名に相応しい、美しい季節の花(樹木)を描いたものになります。

季節は春と秋をテーマで結び、
それらの季節を代表とする花(樹木など)が、拝殿の天井いっぱいに壮大に描かれます。

特に、
平安時代を代表する六歌仙のひとりである在原業平公は和歌の名手とされ、特に数十首も勅撰和歌集などに残されています。

その中で、道真公の御和歌を二首、業平公の和歌を八首選びました。
どれもが、豊かな心情表現と発想の斬新な和歌で、神社の拝殿の天井絵として相応しい、素晴らしいものとなります。

どうぞ、12月15日以降に、
ぜひその天井絵を観にご参拝ください。

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